『〇年間続けてきて、今の職場にも特に不満はないのですが、成長がそこまで感じることが出来ません。だから他の会社で自分の可能性を試したくて転職活動をしています!』
面接をしていると、よくこういう理由を威勢よく言ってくる方がいます。
その時に私はいつもこう言います。
『うちに来て〇年経ったら同じ事言わないかな?』
成長、成功、可能性、チャレンジ。
こういう言葉を並べると、転職もどこかきれいにおさまる様に感じますが、私は仕事というのはそもそも同じ事を繰り返しているからこそ成長するものだと思っています。
これは私自身がこの10年間、経営の軸を一度も変えずにきたからこその考え方です。
事業を多角化せずに、一つのことを深堀をして事業軸を強化してきました。
そういうビジネスの価値観で考えると、転職というものは私の立場でいえば事業を変える事であり、チャンスよりもリスクです。
今の日本社会は環境や職を変えることをすぐに自分も考え、すぐに他人は推奨し、それをチャレンジやチャンスという言葉で煽る風潮が多々あるように感じます。
高度経済成長期、昭和の日本というのは終身雇用が当たり前で『転職』という言葉とは無縁の日本でした。
私の父親も42年間一つの会社に身を捧げて、定年を迎えました。
これが本来の【職務全う】ということではないでしょうか。
自分の可能性を信じることは良いことです。
チャレンジやチャンスと感じることも良いことです。
転職を成長と感じることも良いことでしょう。
しかし、いつの時代も、どこの世界でも、活躍する、活躍している人物というのは一本の道を極めている人、すなわち一つの事を継続し、磨き上げている人だという事を忘れないで欲しいと思います。
成長や成功も簡単なことではありませんし、チャレンジも間違えば大きなミスになります。
チャンスも平等にあると思いますが、フラフラし続ける人には、いずれそのチャンスさえも来なくなります。
当社のミッションステートメントにもある、【道は一本である】。
3年も別に長いわけではありません。
仕事人生40年と考えたら3年という期間ですら、短い期間です。
私でようやく10年。
10年でこの程度のレベルです。
あと30年間磨き上げて、その先にようやく【自分を褒めるという最大の対価】が待っているのではないでしょうか。
それまでは、少なくともあと30年間、自分磨きの修行の旅だと思い、私は一本の道に精進することを誓います。
面接をしていると、よくこういう理由を威勢よく言ってくる方がいます。
その時に私はいつもこう言います。
『うちに来て〇年経ったら同じ事言わないかな?』
成長、成功、可能性、チャレンジ。
こういう言葉を並べると、転職もどこかきれいにおさまる様に感じますが、私は仕事というのはそもそも同じ事を繰り返しているからこそ成長するものだと思っています。
これは私自身がこの10年間、経営の軸を一度も変えずにきたからこその考え方です。
事業を多角化せずに、一つのことを深堀をして事業軸を強化してきました。
そういうビジネスの価値観で考えると、転職というものは私の立場でいえば事業を変える事であり、チャンスよりもリスクです。
今の日本社会は環境や職を変えることをすぐに自分も考え、すぐに他人は推奨し、それをチャレンジやチャンスという言葉で煽る風潮が多々あるように感じます。
高度経済成長期、昭和の日本というのは終身雇用が当たり前で『転職』という言葉とは無縁の日本でした。
私の父親も42年間一つの会社に身を捧げて、定年を迎えました。
これが本来の【職務全う】ということではないでしょうか。
自分の可能性を信じることは良いことです。
チャレンジやチャンスと感じることも良いことです。
転職を成長と感じることも良いことでしょう。
しかし、いつの時代も、どこの世界でも、活躍する、活躍している人物というのは一本の道を極めている人、すなわち一つの事を継続し、磨き上げている人だという事を忘れないで欲しいと思います。
成長や成功も簡単なことではありませんし、チャレンジも間違えば大きなミスになります。
チャンスも平等にあると思いますが、フラフラし続ける人には、いずれそのチャンスさえも来なくなります。
当社のミッションステートメントにもある、【道は一本である】。
3年も別に長いわけではありません。
仕事人生40年と考えたら3年という期間ですら、短い期間です。
私でようやく10年。
10年でこの程度のレベルです。
あと30年間磨き上げて、その先にようやく【自分を褒めるという最大の対価】が待っているのではないでしょうか。
それまでは、少なくともあと30年間、自分磨きの修行の旅だと思い、私は一本の道に精進することを誓います。