当社では何年も前から、出社時と帰宅時に、役員、社員関係なく、【日報】を義務付けています。
社内ルールの一つです。
しかし、義務である為に、以下のような状態が見受けられます。
・ コピペして毎日同じような内容の記載
・ 数字などの更新がない
・ 上司が部下の日報を見ていない
・ その場しのぎの内容を書いてある
・ 『明日頑張ります』という感想文の連続
・ 『日報を書かなきゃ』というやらされ感
・ そもそも提出を忘れる
ex・・・。
この状態であれば、『日報制度を止めた方がいいのでは?』と、誰でも思いますよね。
しかし、ある時、この日報を継続していることによって、最高の収穫がある事に気がついたのです。
それは【本心】【性格】【私生活】【器量】【責任感】【使命感】【危機感】など、人に接しなくても【人格】が見抜けるようになったのです。
上で記載した内容で人格を分析してみましょう。
・ コピペして毎日同じような内容の記載
⇒ 仕事に本気ではない状態で、テキトウです
・ 数字などの更新がない
⇒ 責任感に欠けます、重要な仕事は任せない方がいいです
・ 上司が部下の日報を見ていない
⇒ 上に立つ器量がありません
・ その場しのぎの内容を書いてある
⇒ ちょっとした嘘を普段からついてしまう癖があります
・ 『明日頑張ります』という感想文の連続
⇒ 使命感や危機感が表面的な証拠です
・ 『日報を書かなきゃ』というやらされ感
⇒ 私生活はワガママで、自分のしたい事以外は面倒くさがります
・ そもそも提出を忘れる
⇒ 笑い事ではなく地球の中心が自分だと心の奥底にあります
よく組織は2・6・2の法則があると言いますよね。
そうです、人事査定をする際にも、この日報制度を始めてから、【未来に上の2になれるのか、それとも中間の6か、それとも下の2】なのか、見抜けるようになりました。
【仕事が出来るのか、出来ないのか】これがこの日報によってほとんど分かります。
義務化されている一見作業のような仕事にも、自らそこに【価値】を見出して、義務から当たり前になっていく者は、結論今までも出世をしています。
要するに、【目の前の仕事への向き合い方がマメかどうか】
逆に何年経っても、この日報というものが、先ほどの悪い例の状態のような人は、出世をしていませんし、日々の仕事も当然ながら経営サイドとは温度が違います。
日報に限らず、日々同じ事を繰り返す作業のようなものは会社でもプライベートでもたくさんありますが、生きることに価値を見出して、一生懸命に何事も取り組む人は、人生そのものが成功するのではないでしょうか。
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見抜けます・・・
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