一瞬の輝きを求めるよりも、
継続する泥臭い道を歩む。
人生もビジネスも後者の方が、最後には美しい。
何年も何年も泥ばかりを見てきても、最後にはその泥の下には、それはそれは綺麗な水が湧く。
泥は水がある証拠ですからね。
逆に、掘っても掘っても水が湧かない事を、つまらなく思い、不満に思い、あっちの場所からは、すぐ水が湧くと聞けば、あっちに出向き、自らの欲のままに生きる人間の行く末は知れている。
目の前の一瞬の輝きに目が眩む。
成功は一瞬で得るものではなく、先の見えない中でも、【努力を継続する】者だけが得られる貴重なものなのです。
だからこそ、短気は損気。
短気の意識から、働く期間も短期になり、まさに未来のチャンスを自ら逃がす損気は損期です。
中途半端な活躍をしている時にこそ、過信せず、自惚れず、継続する事が何よりも大事。
しかし、大半の人は頭で理解はしているようで【心の欲求】を隠せない。
そして、一瞬の輝きを何度も何度も求めるのです。
もちろん生き方は自由。
勝手にすれば良い。
しかし、転職癖(辞め癖)は、本当に麻薬のようなもの。
入社の度に「ここで花を咲かせる」と、決意をし、退職の度に、「次こそは」と、自分を肯定化していく。
この癖は人生を少しずつ少しずつ、腐敗させていきます。
若い時こそ、挑戦!
失敗しても良い!
やり直せる!
あれやりたい!
これやりたい!
欲と目標は紙一重。
でも大きく異なる。
本当に気をつけて欲しいし、本当に気がついて欲しい。
イチローは野球しかしない。
カズはサッカーしかしない。
僕自身、10年間、続けてきてようやく分かりました。
仕事が自分の職業ではなく、自分の生き方、あり方、生き様にならなければ、絶対に成功はしないのだと。
利己的な欲深さ、欲多き心の時には成功は到底不可能です。
成功者に【生き様は二つはない】のです。
道は一本である。
↧
短気は損気、短期は損期・・・
↧