A「Cさんのやり方はどうかと思います。嫌いです。」
B「確かにな、俺だったらこうやるけどな。あいつのやり方は微妙だよな。」
A「そうですよね!Bさんの言うとおりです!」
このような生産性の無いやり取りが組織の中にあったりした時、どう対応するかで個人も会社も成長スピードが変わると思うのです。
CはAの直属の上司で、BはAの先輩であり、Cとは同僚。
少なくとも、AもBもこのような会話をCの見えないところでしている内は、今以上の成長は無いでしょう。
もちろん火の無い所に煙は立ちませんのでCも改善は必要です。
ただ、何のために自分たちがいるのか?
その自分たちの存在意義を忘れてはなりません。
Cのやり方や考え方に?があるならば、自分たちの考えをきちんと【直接伝える】ことです。
Aは影で、自分の不満を肯定する為に、自分なりの解釈で周りに共感を求めるのですが、
それは誰のため?何のため?になるのでしょうか。
またBも不適切です。
Aからこのような話が出たならば先輩として、
「CにはCの考えがあるはず。それをきちんと聞いたのか?俺に言う前にCにきちんと自分の考えを伝えたのか?それが無い中で、もし俺に相談のように話す事は単なる【不平不満】だよ」
このように、きちんと【問いと答え】を出すべきです。
会社は他人同士が集まる組織です。
ですから、そもそも個人個人の価値観や考え方に違いがあるのは当たり前です。
その上で【重んじる事】は、会社の考え方やビジョン、目標を見失っていないか?という自問自答。
また【大切にする事】は、上も下も、横も尊重し合う共存共栄の精神。
そして【大事な事】は、逆の立場なら?という立場を問わない思いやりの心です。
人は一人では生きてはいけませんからね。
やはりビジネスは【考え方】をどのように持ち、【常に自分を客観視】できる方が上手くいくと思うのです。
スキルUPや昇進昇格よりも、人間力、思考をいかに高めるかに重きを置いた方が結果として成長は早いのではないでしょうか。
以上、組織のたられば話でした。
↧
組織のたられば話・・・
↧